アトピー性皮膚炎 | 新宿区西新宿の皮膚科・内科 | 西新宿サテライトクリニック
アトピー性皮膚炎 ATOPIC DERMATITIS

アトピー性皮膚炎についてAbout Atopic dermatitis

アトピー性皮膚炎の原因は、ダニなどに対するアレルギーだけでなく、体質的に皮膚のバリア機能が低下して乾燥肌になっていることです。アトピー性皮膚炎は特別な病気ではなく、乾燥肌の人が痒みのためにひっかいて、湿疹が特定の場所に繰り返しできる疾患です。薬による治療も大切ですが、その前に生活環境を整えることが最も大切です。
当院では、生活指導を行いながら、外用薬を主体に内服薬を補助薬として標準的な治療を行っています。外用薬はステロイド軟膏を第1選択薬として、タクロリムス軟膏(プロトピック®など)やデルゴシチニブ軟膏(コレクチム®)も使用しています。保湿剤としてはクリームタイプではなく白色ワセリンなどの油脂系の保護剤をお勧めしています。

保存的治療で良い状態を維持できない重症の患者様には、医療費は高額とはなりますが、新しい治療法をお勧めします。皮下注射薬にはデュピルマブ(デュピクセント®)とネモリズマブ(ミチーガ®)が、JAK阻害薬の内服にはバリシチニブ(オルミエント®)、ウパダシチニブ(リンヴォック®)、アブロシチニブ(サイバインコ®)があります。当院としては、効果が高く副作用も少なく自己注射も可能なデュピクセント®を第1にお勧めします。効果に個人差によるばらつきが少なく、長期使用により効果が持続します。乳幼児にも注射可能です(生後6か月以上)。また、類似疾患である結節性痒疹にも適応があり、効果が高いです。ミチーガ®は痒みは止まりますが、皮疹が悪化する場合があり、あまりお勧めしません。注射が苦手な方、短期治療希望の方、デュピクセント®による結膜炎の副作用のある方はJAK阻害薬、特にリンヴォック®の内服をお勧めします。JAK阻害薬は用量をあげると効果は高くなりますが、副作用も多くなる傾向があります。JAK阻害薬を希望される場合には事前に血液検査や胸部X線検査を受けていただきます。また、基礎疾患がある方や高齢の方は連携先である東京医科大学病院皮膚科をご紹介します。

写真:アトピー性皮膚炎イメージ
成人型アトピー性皮膚炎

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