多くの成人の方が年に1回程度の健康診断（健診）やドックを受けていると思います。

その結果、例えば次のような判定が各項目に付いています。A正常、B軽微な異常（略正常）、C経過観察、D要再検査、E要精密検査、F要治療、G治療継続などです。DやE判定の場合は健診結果と一緒に紹介状が同封されていることが多いですが、それ以外は判定のみということが多いと思われます。この項目は「なぜAでなくBなのか」、「Cの経過観察はどう対応したら良いのか」、「Dの再検査はいつ頃にどこへ行けば良いのか」などの疑問が解消されない方もいらっしゃるかと思います。このように特にB、C、D判定の健診結果の説明をもう少し詳しく聞きたいという方は意外と多いのではないでしょうか。

　当クリニックでは健診結果を持参された患者さんに、大学病院の総合診療科を担当していた医師が、患者さんに分かりやすく説明する「健診結果説明」外来を実施することにいたしました。その段階では病気と判断されないので基本的に自由診療（5,000円（税別））となりますが、もし、明確な異常と判断され、再検査や精査が必要となれば保険診療に切り替えます。

　この健診結果説明外来は通常診療とは異なりますので、ご予約は電話での予約のみといたします。気になる方はお気軽にお問い合わせください。