男性更年期 | 新宿区西新宿の皮膚科・内科 | 西新宿サテライトクリニック
男性更年期 Male menopause

男性更年期Male menopause

男性更年期(LOH症候群)は、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の低下によって起こる心身の不調を指します。正式には加齢男性性腺機能低下症(LOH症候群)と呼ばれます。

※ LOH(late onset hypogonadism;加齢性腺機能低下症)

https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=71 日本内分泌学会HPより引用

主な症状

身体的症状

  • 疲れやすい・だるい
  • 筋力低下
  • 発汗・ほてり(ホットフラッシュ)
  • 性機能の低下(ED・性欲減退)

精神的症状

  • 気分の落ち込み
  • イライラ、不安感、不眠
  • 集中力の低下

⇒ うつ病との区別がつきにくい例も多く存在します

検査・診断

  • 問診(AMSスコア(男性更年期障害質問票))
  • 血液検査でテストステロンをはじめ、ゴナドトロピンなどのホルモン値を測定
  • 他の疾患(例:甲状腺機能低下症)との鑑別

治療

1)生活習慣の改善

  • 適度な運動
  • バランスの良い食事
  • 質の良い睡眠
  • 全般的なストレス管理、趣味の拡大

2)漢方治療

⇒代表的な漢方薬として、疲労・倦怠感には「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)」や「十全大補湯(ジュウゼンダイホトウ)」、冷えや頻尿には「八味地黄丸(ハチミジオウガン)」、イライラや不安には「柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)」が用いられます。

3)テストステロン補充療法 保険外診療となります

  • 目的は“ホルモン値を正常範囲に戻すこと”ではなく、症状の改善です
  • 塗り薬(ジェル・クリーム)

    ・毎日皮膚に塗布
    ・安定したホルモン濃度が得られる
    ・低濃度(1%)製剤は市販で入手可能(当院でも扱いあり)
    ・高濃度(5%)製剤は日本メンズヘルス医学会が認定する『テストステロン治療認定医』のみが処方可能。

    ※当院担当医はテストステロン治療認定医です

  • 注射剤(当院では扱っておりません)

副作用・リスク

  • 赤血球増加、にきび・皮脂増加
  • むくみ
  • 前立腺肥大症や前立腺がんとの関連に注意
  • 睡眠時無呼吸の悪化(睡眠時無呼吸症候群)