院長ブログ3 JAK阻害薬の円形脱毛症への適用 | 新宿区西新宿の皮膚科・内科 | 西新宿サテライトクリニック
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院長ブログ3 JAK阻害薬の円形脱毛症への適用

重症な円形脱毛症に対する確実な治療法はこれまでありませんでしたが、2022年の、おそらく夏頃までにJAK阻害薬が処方できるようになると思います。今後、複数の内服薬が販売される可能性もあります。いずれも国際的な臨床治験で効果が証明された円形脱毛症に対する初めての内服治療薬となります。
JAK阻害薬は、関節リウマチやアトピー性皮膚炎などですでに使用されていますが、いくつかの特徴があります。治療効果は高く、重症の円形脱毛症でもウィッグなしで生活できるようになる可能性があります。一方で、免疫抑制作用のために感染症やまれではあるが重篤な副作用を生じる危険性があります。また、価格が高く、保険診療のもとでも月5万円程度の自己負担となります。そして、成人(15歳以上)にしか適用がありません。
局所免疫療法の反応があまり良くなかった患者さんは検討してみる価値はあると思いますので、気軽にご相談ください。